2020年を振り返るとエンタメに救われた一年でした
久々の更新になりました。
2020年も残すところ一週間を切りました。
今年を振り返ってみます。
まず、今年は1月に転職。
昨日は仕事納めで、なんとか1年間務めることができました。
入社直後のブログでは、いい会社に入れたと書いていたのですが、1年を終えて、色々思うことはあります。
ただ、それは自分自身の能力の低さであったり、コミュニケーションをうまく取れないことを起因しているのも否めず。
また、以前勤めていた職場で、後から入ってきた後輩に全部いいところを持っていかれたことがあると書きましたが、今の職場もそんな感じになりつつあります。
自分が入社後に同じ部署に何人か入ってきたのですが、彼らの方が優遇されてたり。
自分は自己肯定感が低いゆえに、文句を言わずなんでもやるところがあり、それゆえなめられてしまうようで。
ここの職場でこれからやっていけるのかなともやもやした気持ちを抱えながら年末を迎えました。
一方、プライベートでは、免許を取りに自動車学校に通い始めたのですが、実は未だに免許がとれてません(爆)
物覚えが悪く、運動神経もゼロ、なおかつ人一倍緊張しいの自分は、何度やってもうまくかず、そのたびに延長になり、さらに今年は例年より教習所が混んでいるそうで、次の予約が取れるのが2か月先というのが続き、この体たらくです。
南海キャンディーズの山里が、自分よりもあとから教習所に通い始めたのに、免許を取得したとニュースになっているのを見て、こちらももやもやしたまま年末を迎えてしました。
一方で、自分を救ってくれたのはエンタメでした。
フライングステージとTOKYOハンバーグの公演を観に行けて、演劇っていいなと思えたり。
村上春樹の短編集「一人称単数」を読んで久々に小説を読む楽しさを思い出したり。
ツイッターで文学フリマの存在を知って、ゲイ文学の同人誌を買い、バディに載っていた小説みたいで懐かしいなと思ったり。
メルカリでジャケ買いした洋楽のCDがよかったり。
そして今週最終回を迎えた「チェリまほ」は、「きのう何食べた?」以来久々にはまったドラマでした。
世の中的にはコロナで大変な一年で、個人的にはもやもやした一年でしたが、エンタメのおかげで、気持ちを上向かせることができました。
現実逃避の一種なのかもしれませんが、エンタメに接することで悩む時間を減らせるのも大事だなと実感した一年でした。
2021年は果たしてどうなることやら。
個人的経験の話2
かなり前に書いた、個人的経験の話の続きです。
前回は、高校時代までの事を書きましたが、今回は一人暮らしを始めて、自分がゲイであることを認められるようになった頃の話です。
2001年の春、大学進学のため、一人暮らしを始めました。
3月の下旬に引っ越したので、大学が始まるまでの数日間、何もすることがない期間がありました。
ふと思い立って、電車を乗り継いで、新宿二丁目に行ってみました。
当時埼玉に住んでいて、どの路線で行けばいいかもわからず、駅の路線図で確認して、なんとか新宿駅にたどり着いた記憶があります。
今になって思えば、どう歩いたのか分からないのですが、なんとか二丁目にたどり着きました。
田舎者の自分は、二丁目を歩いていれば、ナンパされるのではないかと思っていたのですがw、もちろんそんなことはなく。
日曜の昼下がりだったこともあり、人通りも少なかったのを覚えています。
結局、二丁目の通りをただ歩いて(店に入る勇気はありませんでした)、靖国通り沿いのサカゼンで服を買って(当時は太っていたので大きいサイズの服が欲しかったのでした)、帰りました。
二丁目に行こうと思うくらいだったので、男性に興味があることは認識できていました。
それでも自分がゲイであることを認めていませんでした。
そんな自分がゲイであることを認められるようになったのは、ネット環境を手に入れたことが大きかったです。
10代で、誰にも干渉されずに好きな時にネットができる状況になれば、エロい情報を検索したくなりますよね。
あるとき「ゲイ」というキーワードで検索し、ゲイビデオの通販サイトにたどり着きました。
今みたいにサンプル動画はなく、ただジャケット写真と紹介コメントが見られるだけでした。
いくつかのビデオの中で、一番ゲイっぽいライフセーバーもののビデオが気になり、拡大と書かれた箇所をクリックし、ジャケ写を拡大してみました。
当時はダイアルアップ回線で、最高で56kbppsというスピードしか出なかったので、ジャケ写が全部表示がされるまで、時間がかかりました。
上の方から少しずつ表示されていきます。
おかしなもので、その表示を待っている間、「自分はついに一線を超えるんだ」という変な緊張感(もしくは高揚感)がありました。
そして、表示が終わりました。
ジャケ写にはマッチョなライセーバーがポーズを決めてこちらを見ていました。
それを見ても、エロを感じるより、「なんかすごい世界だなあ」という感想を持ったのを覚えています。
それと同時に、パソコンでゲイサイトを見ている自分を誰かに見られたら、間違いなくゲイだと思われるんだろうなあということも頭に浮かびました。
そして「やはり自分はゲイで間違いないんだろうな」と確信しました。
ちなみにこの頃、ダイヤルQ2というものがありました。
出会い系の電話版みたいなもので、どういう仕組みか忘れたのですが、ゲイ向けのサービスもあり、一度だけ利用したことがあります。
真夜中に電話がつながった人と他愛もないことを話しました。
なぜかその時、素で話すのが照れくさくて、オネエ言葉で(!)話しました。
(向こうは普通の話し方をする人でした)
後にも先にも、オネエ言葉を使ったのはその時だけです。
こんな形で、一人暮らし開始とともに、自分のゲイライフも始まるわけですが、肝心の大学生活に馴染めず、精神的に不安定になったこともあり、積極的にゲイ活動することはありませんでした。
自分が出会い系サイトなどを利用するようになるのは、それから2年後の2003年の事です。
その話はまた別の機会に。
ボディートリマーとエチケットカッターを使ってみた件
久々の更新となりました。
ゲッターズ飯田の占いによると、僕は金のカメレオンで、7月はマメに休んだ方がいい時期らしいのですが、そうもいかず。結果的に、精神的にも体力的にもしんどくなってきました。
そんな中の4連休で、ひと息付くことができました。
さて、その4連休に、前から気になっていたパナソニックのボディートリマーを購入してみました。
ついでにエチケットカッター(鼻毛カッター)も購入。
自分は足の毛が濃くて、夏場もハーフパンツを履くのを躊躇してしまうほど。
脱毛サロンも考えたのですが、やはり料金と時間がかかるのがネック。
除毛クリームも、肌トラブルになったという書き込みを見つけ躊躇。
ネットで情報を探していくうちに、トリマーの存在を知りました。
Panasonicが出している商品だから、間違いないだろうということもあり、購入を決意。
今月の新商品だからか、近所のコジマ電気では、在庫が残り一つという状態でした。
買ったのは、ボディートリマーER-GK81
使い方は、簡単。ただ肌に沿って充てていくだけです。
アタッチメントを使えば、残す長さを変えることができます。
自分は、とにかくスッキリしたかったので、アタッチメントを使わず、最短の2mmの長さになるように、カットしてみました。
以下グロ画像注意。
自分の脚をさらしてみます。
中学生の時からすね毛が濃くなってきたので、かれこれ四半世紀近く、自分の脚は毛に覆われていました。それが毛が無くなることで、こんなにきれいになるとは思わなかったので、自分の脚ながら驚いてしまいました。
それと、ズボンを履いたときの、肌触りが全然違うんですよね。
毛が邪魔しないので、すっと履けるというのも発見でした。
一緒に購入したのはエチケットカッターER-GN31
今までは鼻毛用の小ばさみで鼻毛をカットしていました。
たまに奥まで入れすぎて出血したり、カットした後は鼻をかむまたはこよりを鼻に突っ込み毛を外に出すということをしていました。
エチケットカッターだと、血が出ることもないし、鼻の中にカットした毛が残ることもないし、いいことづくめです。
こんなならもっと早く使えばよかったです。
話は戻りますが、人目を気にせず、ハーフパンツを履けるようになったので、ジム通いを始めようかと考えてます。
AMBIRDに登録したらmixiを思い出した件
前回、婚活サービスを検討していると書いたyoshiです。
ですが、婚活サービスに登録するのはしばらくお預けになりそうです。
というのも…
37歳にして、免許取得を決意。
— yoshi (@yoshi1982tb) 2020年6月20日
自動車教習所へ入学手続き。 pic.twitter.com/sOwy095BaF
なぜ、今更教習所に通おうと思ったのかについてはいずれ書くことにして、
こちらにお金がかかるのと、土日は教習所通いが続くことになるからです。
まあ、この年齢まで免許持ってなかったのもかなりレアではありますよね。
婚活サービスに登録はしないものの、出会いを求めていたい気持ちもあり。
9monは一応やっていますが、共通の趣味の人を見つけたりするのには不向きで、結局見た目で良し悪しを判断するしかなく。
そんな中、AMBIRDというアプリを知りました。
早速インストール。
ちゃんとしてるなと思ったのが、年齢確認のために保険証をアップロードするあたり。
早速登録してみて面白いと思ったのが、コミュニティ機能。
好きなミュージシャンや漫画から、「パン屋さんのパンが好き」といった些細なこだわりまで、様々なコミュニティがあります。そこに登録しておくことで、自分の属性や趣味などをアピールすることができて、さらに会員ごとにいくつ共通のコミュニティに属しているかも出てくるので、気が合いそうな人を見つけやすそうです。
コミュニティの表示を見ながら、mixiやメンミクを思い出してました。
mixiやメンミクも所属しているコミュニティを表示させることで、自分がどういう人間なのかアピールすることができてました。
AMBIRDとmixiやメンミクとの違いは、AMBIRDのコミュニティはただ属するだけな所。
mixiもメンミクも、コミュニティの中で掲示板があって、メンバー同士でやり取りできたりしていました。
また、mixiやメンミクはコミュニティを作ることもできました。
確かメンミクだと、「暮しの手帖が好きな人」というコミュニティがありました。
「最新号のこの記事は、暮しの手帖らしい切り口だね」みたいなやりとりがなされていたことを覚えています。
今のところ、AMBIRDにはコミュニティを作る機能はないようで、そこがちょっと残念。
とはいえ、アプリ全体のデザインも9monとは違って落ち着いた感じで、自分としては結構好きです。
共通項が多い人と出会えそうで、ちょっと期待してます。
当面の目標は、パートナーとドライブ。
そのために、教習所も出会いもがんばります。
LGBT向け婚活サービスを検討してみた件
前回、自分がこれから女性と結婚するとしたら、いくらかかるのか調べてみたyoshiです。
1年で出会って、結婚し、新生活を始めるとして、かかる費用は安く見積もっても約200万円。
いわゆる既婚Gになるには、それくらいのコストがかかるわけですが、それに見合った幸せを得られるのかは今の自分には疑問だったりして…。
やはり、同じゲイの方のパートナーを見つけて、生活していきたい、そう思った次第です。
就職活動は、公的機関に相談して、うまくいったという経験があります。
パートナー探しも、公的機関とはいかないまでも、第三者に相談した方がいいのかなと思い、LGBT向け婚活サービスを調べてみました。
リザライ
去年くらいから、バナー広告を見かけ、気になっていたのがリザライ。
コロナ騒動がなければ、4月に入会しようかと思っていました。
入会金はなく、会費は月9,800円。
月に2名ほど紹介してもらえ、10分ほどのお見合い。お互い気に入ればそのままデートも可能で、ダメな場合はコンシェルジュ経由でお断りするというシステム。
サイトを見る限り…
・会員にはアプリや二丁目で活動してないようなノンケ生活を送っている人が多そう
・実際にカップルになった人のインタビューが多数載っているので実績はある
・コンシェルジュが、ベテランの人が多く、相談しやすそう
登録には写真や身分証が必要とのこと。
ブリッジラウンジ
アプリも展開していて、前にインストールしたことがあります。
アプリに登録するにも身分証の写真をアップロードする必要があって、かなりきっちりした印象がありました。(アプリ利用にもお金がかかるため、結局アプリは登録せず)
登録料は30,000円。会費は月12,000円~。
システムはリザライと同じで、紹介してもらった人と、10分ほどのお見合い。
このほかに、マッチした人とデートのセッティングや、お見合いパーティーなどもオプションであり。
サイトを見る限り…
・イメージ写真として、若いイケメン2人がデートしてる画像が使われていて、リア充向けかなという印象
・コンサルタントが、20代後半くらいの人が多いようなので、相談はし辛いかも
・サイト全体がおしゃれで、登録している人も意識高めな感じ
ちなみに、登録にあたっては、身分証以外にも独身証明書や収入証明書なども必要とのこと。
両方のサービスともサイトに会員の統計データが載っていました。
会員様統計データ | ゲイ専用の結婚相談所「ブリッジラウンジ」
これを見る限り、どちらのサービスも30代の会社員、年収が300万円から500万円の間の人が多いようです。
今回婚活サービスを調べてみて、時代は進化しているんだなと思いました。
両方のサービスとも、真面目な出会いを求めている人が多いようなので、お金をかけるだけの価値がありそうです。
今まで出会う機会が少なかったので、こういったサービスを利用して40歳までにパートナーを見つけたいなと思いました。
おひとりさまのゲイが婚活したらいくらかかるか調べてみた
最近、結婚にあこがれてるyoshiです。
以前も書いた通り、今の職場は結婚している人が多く、最近はお子さんが生まれたという方もいて、そういう話を聞くたびに家族がいることを羨ましく思ってしまいます。
↑は2か月前に書いた記事ですけど、常にあこがれてばかりの人生だなと感じています。
さらに「逃げるは恥だが役に立つ特別編」の放送が始まり、ますます結婚もいいものだなと思っていたり。
もし自分が女性と結婚するとしたら(!)、どれくらいの経費がかかるのだろなんとことを考えたりしてしまい、ネットでざっくり調べてみました。
まずは出会い。
ゲイのマッチングアプリを利用しても、誰ともマッチングしない残念スペックの自分なので、もし最短で出会って結婚するなら、やはり相談所に登録するのが必須。
某結婚相談所を利用した場合、1年間で結婚出来たとすればかかる費用は約28万円程。
これは結婚相談所に払う費用で、この他にデートの費用は別にかかります。
デートは月2回で1回1万円かかったとして、1年間で24万円。
1年でプロポーズが成功したとしても、50万円近くはかかることになります。
その後プロポーズから新居への引っ越しまでの費用を調べてみたところ
指輪が約60万円(婚約指輪と結婚指輪の両方で)
結納関連が約20万円
新婚旅行が約60万円
挙式披露宴が約360万円
家具家電など新生活の準備が約100万円
合計600万円(!)
これは某結婚情報誌のサイトに出ていた数字を基にしてるので、実際はもっと抑えられそうです。
指輪も13万円くらいで(「きのう何食べた?」のシロさんが買った指輪がたしかこれくらいだった)
結納は20万円
新婚旅行は15万円(コロナ禍で海外旅行は難しそうなので国内旅行になりそう)
披露宴なし
新生活の準備100万円
合計約148万円
これに相談所の費用とデートの費用をあわせると約200万円。
これは1年間で金銭感覚を共有できる女性と結婚できた場合の数字です。
ついでなので、子どもができた場合、どれくらいかかるのかも調べてみました。
幼稚園から大学まで全部公立だとして、約800万円。
大学を卒業する22年間で割ると、1年あたり36万円。
1カ月3万円が、子どもの教育費としてかかる計算で、思ったより安い印象。
とはいえ、この他に塾代な小遣いなども発生するので、実際はもっとかかるはず。
今の自分の給与だけだと厳しそうです。
「逃げ恥」の平匡さんくらい稼げていれば、結婚してくれる女性もいるかもしれませんが、冒頭にも書いた残念スペックで給与もそんなに高くない自分では、結婚はまず無理そうです。
そもそも、ゲイである自分が女性と結婚する可能性はかなり低いですが。
実際に結婚にかかる費用を調べたことで、あこがれだけではやっていけないことも認識できたので良かったです。
改めて思ったのが、世の中のお父さん、お母さんたちは本当にすごいということ。
そして、実の両親に対しても改めてありがたいという気持ちも出てきました。
今日の記事では、男女間の結婚のことを書きました。
この他にLGBT向けの婚活サービスもいくつかあります。そのサイトを見て、考えたことなど、また改めて記事にしてみたいと思います。
個人的経験の話
最近、新しく何か始めるというより、過去のことを振り返るブームが来ているyoshiです。
仕事関連のことは書きましたが、性的なことや恋愛がらみの話も書いてみようかと。
といっても、大した恋愛遍歴や体験があるわけではないので、こういう人も世の中には居るんだ程度に見てもらえればありがたいです。
今回は子供時代のことを書いてみます。
小学二年生の時見た、夢の話です。
同級生の女の子と同じ布団で寝ています。その女の子は上半身だけ服を着ていて、下半身は裸です。で、よく見ると、男の子のものがついている…という内容の夢で、今になって思えば、自分の性的指向を示唆していたのかもしれません。
自分が小学生だった90年代前半に、やたらテレビでゲイが特集されていた時期がありました。
上岡龍太郎が司会で50人にアンケートを取るという番組で「サラリーマンのゲイ50人」といった特集が組まれていたり、元気が出るテレビで男同士の結婚式という企画があってタキシードを着た男の人二人が出てきて、どちらが家事をやるかと聞かれてたり。
(このころはLGBTに理解を示すというよりも、変わり者の特集といったニュアンスがあった気がします)
30年近く前に見た番組ですが、未だに記憶に残っています。
どこか共感するものが、この当時からあったのかもしれません。
象徴的なことが小学校六年生の時に起こります。
遠足へ行くバスの中で隣に座った同級生が、襟のところから服の中に手を突っ込み、そのまま股間に触ろうとしてきました。抵抗をしたのですが、結局触られてしまいました。(向こうはふざけてやっていただけで、性的な意味はなかったと思います)
触られたときは、嫌がったのですが、なぜか、そのことが忘れられなくて、そこから性的なものに興味を持つようになりました。
そして、性的な興味の対象として男性に惹かれるようになりました。
ただその時は、女性に対しては羞恥心があるから、男性の方に魅力を感じるのだろうという変な理屈を持っていました。
中学に上がってもそうでした。
しかも、このころ読んだ本に「思春期の男の子は大人の男性をおかずに自慰をすることがある」という内容のことが書いてあって、自分もそうなんだろうと納得させていました。
一方で、BLというものがこの世にあると知り、書店で立ち読みするようになったのもこのころです。
ただ、性的なものとして、男性に興味を持っていても、誰かを好きになるという経験がなく、それゆえ自分がゲイあることを認められなかったのだと思います。
高校時代も同じような感じで過ごしていました。
高校でも誰かを好きになったことはなく、自作でBL小説を書いたりして、そちらで精神的な欠乏を埋めようとしていました。
BLの立ち読みはこの頃もしていました。ある時、あさぎり夕のコミックを立ち読みして、どうしても欲しくなり、挙動不審になりながらもレジに持って行ったことがあります。レジのおばさんは、何事ないように包んでくれましたが。
また、自分が高校生だった当時、駅の男子トイレの個室に入ると、壁に電話番号と卑猥なメッセージやイラストがよく描いてありました。それを見て、地元にもゲイがいるんだと驚いたのとちょっと興奮したのを覚えています。
さすがに、このころは自分がゲイなのかもとは思い始めてはいましたが、どこかで否定している自分もいました。
ただ、同じ高校の他の課のひとから指さされ「こいつホモじゃね?」と言われたことがありました。なので、そういう雰囲気は出ていたのだと思います。
このように鬱屈した思春期を過ごしてました。
40近くになった今でも、BLを読むことがあるんですが、この頃の鬱屈を発散させたいと思っているかもしれません。
なにも明るくない青春時代を過ごし、進学のため地元を離れます。
ちょうど21世紀最初の春を迎えた時期でした。
自分の環境も変わり、行動も変わっていきます。
続きはまた別の機会に。