syrupkun’s diary

おひとりさまなゲイの日常です。

スクラップアンドビルド

かつてCGIBOYの日記帳利用者だったyoshiです。

自分がネットをやり始めたころは、ブログという言葉もなく、ホームページビルダーを利用して、無料で使えるカウンターや掲示板、日記帳をリンクさせたサイトを作っていました。

そのサイトを当時主流だったゲイの出会い系掲示板で宣伝して、アクセス数をふやしたり、他のサイトと相互リンクしたりして、それなりにネットでの活動はしていました。

ですが、次第に掲示板への書き込みも少なくなり、ついには日記も書かなくなり、サイトは閉鎖へ。

 

自分のサイトを閉鎖した後も、ミクシーに登録して日記を書いたり、無料のブログサービスを利用して、自分の書きたいことを書くなど、ネットでの活動は続けてきました。

利用したサービスも、はてなだけでなく、fc2やココログ楽天ブログと多岐にわたります。

 

ネットを始めてかれこれ20年になりますが、その間サイトやブログを立ち上げては閉鎖し、立ち上げては閉鎖しを繰り返してきたわけです。

 

ほとんど自己満足でサイトやブログを作っているので、それはそれでいいのですが、我ながら飽きっぽいなあとも思います。

 

自分が一つのブログを長く続けられないのは、立ち位置をうまく決められないからです。

ゲイであることを特に公表せずにブログを始めた場合、ゲイネタは憚られるし、ゲイブログと銘打っている場合には、お金の話など直接ゲイライフに関係しない話はしづらい。

また、専門性の高い知識や経験があるわけではないので、自分が何かに特化したブログを作るのも違う気がしていて。

あくまで自分の人生を反映したブログを作りたいという変なこだわりがあります。

 

一時期、ゲイであることを隠さずに、悩みやお金の話などを書くブログをしていたことがあります。

そしたら、なんとリアルの友達にばれてしまい、気まずい思いをしたことがありました。

 

 

自分の中にいろんな気質があります。

・ゲイである自分

・一人暮らしをしている自分

・30代後半の男性としての自分

・年収が低い自分

・演劇が好きな自分

・読書が好きな自分

・特殊な働き方をしている自分

…それぞれの自分に書きたいことがあって、それに対してうまく一つのラベリングができないんですよね。

ゲイライフを謳歌しているならゲイブログでいいのでしょうが、そっち方面はほとんどネタがないので、ゲイブログを読みたい人にとっては物足りないんじゃないかと思ったり。 

結局、ブログが上手く続かないのは、自分の人生が中途半端だからなのかもしれません。

 

実は、今日も別名義で作っていたブログを閉鎖しました。

昔読んだ本に「ブログは資産になる」という言葉があって、本格的に作ろうと思い、サーバー代を払い、独自ドメインも取得し、ワードプレスを利用して作ったブログでした。

 

最初のうちはアドセンス収入を目指して(なんとグーグルアドセンスの審査がとおったのでした)、あれやこれや書いていましたが、アクセス数も伸び悩み、さらに毎年サーバー代とドメイン料がかかるということもあり、閉鎖を決意しました。

サーバーをレンタルしていたロリポップの退会処理をし、ドメインも解約し、アドセンスからサイトを削除したら、すごくすっきりした気持ちになりました。

それだけ重荷になっていたみたいです。

 

なるべく身軽に生きたいと思っているので、そうなるとミニマリストブログでも作ろうかと思ってしまう矛盾した自分もいます。

結局「立ち上げては閉鎖」のループは抜けられそうにないなと。

 

いっそYouTuberになって動画配信に移行したら、楽になれるのかなと思ったり。